Introduction

CAD/CAMシステムは3Dでのコンピュータ制御が可能なシステムです。デジタルでお口をスキャンし、歯の修復物を設計してコンピューター制御によって削りだす工程までを院内で行えるため、歯の被せものや詰め物を1日で制作することができます。
素材はセラミックのため自然の歯に強度が近く、色調や透明感の再現も可能です

製作までの流れは以下の通りです。
・口元をスキャンし歯型を取ります。
・CAD/CAMシステムの機械に設置した、大元の素材であるセラミックブロックを削り出します。

通院の時間を確保することができない方や、急なイベントが控えている方に適しています。

CAD/CAMシステムは
このような方におすすめです

  • 治療や通院に割く時間がない方
  • 自歯と同じ自然な白さを希望される方
  • 銀歯を白い歯に替えたい方
  • 金属アレルギーのある方

Feature

通院や治療に割く時間を短縮したい

CAD/CAMシステムの一番の特徴は1日の通院で被せる(詰める)ところまでできるところです。忙しい方やイベントや旅行などの前に歯を治療したいという方に適しています。

素材はセラミックブロックを仕様

素材は従来のセラミック治療と同じ素材を使っています。従来通りのセラミック素材と強度は変わらず、変色や摩耗といった劣化が少ない素材です。

金属アレルギーの方でも使用が可能です

CAD/CAMシステムでは、セラミックを使用しています。そのため、金属アレルギーの方でもご利用いただけます。

天然歯に近い噛み心地

天然歯(エナメル質)270-366Hvに対し、セラミックは400-485Hvと天然歯に近い硬度のため、噛み心地の違和感が少ないのが特徴です。

Flow

  • STEP1.

    歯の設計

    カウンセリングを経て、治療部分の確認し型取りスキャンを行います。スキャン情報を基にCAD/CAMシステムにて被せもの・詰め物の設計を行います。

  • STEP2.

    削り出し

    設計終了後、セラミックブロックをミリングマシーンで削り出します。

  • STEP3.

    焼成

    削り出し後、歯に装着し仕上がり具合を確認。微調整を繰り返し、しっくり来たところで焼いていきます。

  • STEP4.

    歯に装着

    仕上がりを確認後、歯に装着します。噛み合わせの調整を行い、問題がなければ完成です。

CAD/CAMシステムについて

治療方法 歯を削り人工の被せ物や詰め物を被せる治療です
治療で使用する機器について CAD/CAMシステムによる治療では、セレックプライムミルという機器を使用して治療を行います。
医療機器届出番号: 13B1X10236S10022
治療期間・回数について 1日
副作用・リスクについて 審美性や機能性を高めるため保険適用外の材料を使用した治療は公的医療保険が適用されません。
歯ぎしり・食いしばりなどの癖や噛み合わせによっては、補綴物が破損することがあります。また、審美的歯科治療を行なう前に、根管治療や被せ物の土台の処置が必要なことがあります。